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ドライフラワーギャラリー⁂ふくことカフェ  1級建築士とインテリアデザイナー夫婦が自宅<農業納屋>をリノベーション。

夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編

夫の呟き其の3
妻(ワタクシ)と反比例している口数の少ない
良くいえば寡黙な夫。
時々つぶやくお話は貴重!?かも。

山陽町の現場に行ってきました。
床貼りの写真ですが
奥=仕上げ材
中=ボード
手前=下地・・・と3段階になっていますね。
実は一昔まえならこの中のボードはありません。
最近は半分くらいの現場でこうなっているらしい。
コレは何のため????
そうです。防音対策!!!
この1枚で断然音が下に響かない。
全然違うそうです。
是非、あなたの現場の仕様がどうなっているのか
確認してみる価値ありますよ。
夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編_e0359584_18284240.jpg

それから、前にご紹介した発泡断熱材
くまなく隅々までキレイに入っているのが分かります。
この頃の家は大壁が多いので柱のギリギリまで入れて
ボードをはり最後に仕上げ材をはります。
夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編_e0359584_18292553.jpg
夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編_e0359584_09115502.jpg
夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編_e0359584_18332385.jpg
じゃぁ、真壁のところはどうなってるの??
と尋ねたところこんな図を描いてくれました。
夫の呟き。「断熱材、大壁・真壁」編_e0359584_11263915.jpg

壁には、柱と柱の間に「真柱(まばしら)」という
普通の柱より薄い柱が入っています。
これが大壁(おおカベ)の場合100ミリ×30ミリ
真壁(しんかべ)の場合は柱を見せるため少し控えて
60ミリ×30ミリになり柱より内側に仕上げ材をはります。

発泡断熱材はその壁の中に吹付けるので
自ずと真壁より大壁のほうが断熱層厚くなります。
じゃぁ大壁の方が断熱性が高いんよね~!?とワタシ。
そりゃそうだよ!と夫。
ん~~~む、そっかぁ。全然ちがうのかなぁ・・・
どの位ちがうのかなぁ~~~

ふたり・・・????????・・・・・・
疑問にぶつかったら、
ちょっと調べてみなければ!

少しお時間いただきます。(笑い)

因みにこの吹付け発泡断熱材
現在2割。
8割は従来からのグラスウール(繊維系)
だそうです。




岡山在住、もしくは近隣にお住まいの方
是非建築談義・相談にお越し下さい。
(納屋Cafeでお待ちしています!)

ワタシ達世代の「新築至上主義」から
脱却し少しづつ古い物を見直す流れが
若い人を中心に起こっています。

この流れはとても良い事だと思っていますが
間違ったリノベーションが横行し始めている事も
事実です。きちんと素敵に適正価格・・・・で
若い人も、アラ還世代にもリノベはおススメです。



1級建築士事務所 あたらし屋(夫)
FUKUKOTO HANDWORKS(妻)
毎月第1金・土OPEN 不定休
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by nayacafe-2950 | 2017-01-17 20:44 | リノベのイロハ塾