2016年 12月 08日
リノベ施工例「使えるお宝、全部捨てません!使います!それがリノベの面白さ!」編
組子の建具、ご存じでしょうか?
ワタシ達の世代のもう一代前
お爺ちゃんお婆ちゃんの田舎の古い家
その家にはきっとあった筈
障子や欄間、床の間の書院などに
<組子>がはめ込まれていたのを
覚えていませんか・・・
日本建築の美しい伝統工芸
職人さんたちの感性と技術の賜物
それはそれは美しいのです。
が、
残念なことにどんどん消えてゆく・・・
そもそも、お爺ちゃんお婆ちゃんの
古い家が空き家になって
放置されて
ボロボロになって崩れていく。
あるいは解体してしまう
それがとても残念な切ない想いの
ワタシと夫です。
ワタシ達が古いもの古い家がすきな事
なぜか風の便りに乗って
世間に知れ渡り!!???
時々お声がかかります。
「古家を壊すよ~~」って(笑い)
そんな現場からまだまだ元気な
アレコレを
救い出して参ります・・・
「ソレ、捨てるのちょっと待った」コール。
そんな風に頂いて来たお宝の
組子建具
しっかり再生、新しい建具として
帰ってまいりました。
2階にあった小舞窓(下地窓)
にも内側に組子ガラス窓
トイレの引き戸
洗面入り口のヨシを使った「葦戸スド」
そしてFUKUKOTO(納屋)の玄関
すべて、古い物を加工して使用しました。
これが小舞窓と組子のガラス戸
玄関
岡山在住、もしくは近隣にお住まいの方
是非建築談義・相談にお越し下さい。
(納屋Cafeでお待ちしています!)
ワタシ達世代の「新築至上主義」から
脱却し少しづつ古い物を見直す流れが
若い人を中心に起こっています。
この流れはとても良い事だと思っていますが
間違ったリノベーションが横行し始めている事も
事実です。きちんと素敵に適正価格・・・・で
若い人も、アラ還世代にもリノベはおススメです。
1級建築士事務所 あたらし屋(夫)
FUKUKOTO HANDWORKS(妻)
毎月第1金・土OPEN 不定休
イベントと重なる事があります。お問合せください。
お問合せはメールにてお願い致します。
〒709-0625 岡山市東区上道北方 265
mail・・・info@fukukoto.com
by nayacafe-2950
| 2016-12-08 23:16
| リノベのイロハ塾